こんにちは。とらのすけです。

長男が、早稲田こどもフィールドサイエンス教室 の2回目「食べる海藻、食べない海草」に参加してきました。

食べる海藻、食べない海草コース

前回と同様にコースに申し込むと、事務局から案内が送付されてきます。

案内の中には、活動概要、当日の持ち元のリスト、注意事項などが書かれたプリントとあわせて、事前健康調査票、事前ワークのプリントなどが入っています。

当日の持ち物は、以下のような感じです。
  • ウォータシューズ(または使い古しのスニーカー)
  • 滑り止め付きの軍手
  • 着替え
  • お弁当とおやつ
  • 肩ひも付きの水筒
  • レインコート(上下セパレート)
  • 汗拭きタオル
  • ハンカチ、ポケットティッシュ
  • 事前ワークのプリント
  • 健康調査票
  • フィールドベスト(教室支給のもの)
今回の事前のワークは、「タンポポの絵を書きましょう」というものです。
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今回も、神奈川県の荒崎海岸というところに行き、海藻と海藻を採取して、前回同様にYMCAの施設に移動して、海藻の観察を行うという内容です。

出発前の様子

朝起きると、少し期限が悪くグズグズしています。今日は行きたくないとまで言い始めてます。あまり外出したくないということがないので、珍しいので理由を聞いてみると
「休みの日ぐらい、家でダラダラしたい」
とのこと。確かに週末の土日には、テストやらかけっこやらと予定を入れまくっているので、少し疲れているのかもしれませんね。。。

ただ、家にずっと置いておくとそれはそれでダラダラとテレビを見続けるので親としては、別のことをしてほしいところです。うまくバランスを取らないと思いました。

ただ、自宅を出てからはそれほどでもなく、すんなりと集合場所まで行きました。

今回の集合場所は、三軒茶屋のファミリーマートです。
三軒茶はにはファミリーマートが2店近くにあり、246店のほうが待ち合わせ場所になっています。
幹線道路沿いなので、ちょっと落ち着かない感じですね。前回の旗の台の集合場所のほうが、待つのにはよかったように思います。
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今回も、1号車と2号車の2台構成でした。今回は1号車に乗り込みます。
奥のクマがとらのすけ長男です。
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程なくして、バスは出発です。いってらっしゃ~い。

今回は、親に持ち帰りの荷物が渡されました。
採取した海藻と海草を持ち帰ってくるので自宅で標本を作製するようです。

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また、今回は荒崎海岸のアマモの生育状況が良くないとのことで、別の海岸でアマモを観察することのことでした。

夕方にお迎えに行くまでは、親がすることはないので一旦帰宅です。

お迎え

集合場所のファミリーマートと反対側の三菱UFJの前に17:10に迎えに行きます。
到着予定時刻よりも、20分くらい早くついてしまったので、コーヒーでも飲もうかと周りを見渡すとバスが停車しています。時間を間違えたのかと焦ったのですが、どうやら予定よりも早くついてしまったとのこと。

疲れたのか、バスの中で寝いていました。確かに夏日で暑かったから疲れるでしょう。

寝起きなのでスタッフの人に手伝ってもらって降車します。
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お疲れさまでした~。

標本作成

宅後に、今回持ち帰った海藻と海草の標本を作製します。作成手順は、以下のようになります。

  1. 水あらい、塩抜き
  2. 台紙に広げて、形を整える
  3. 水から引き上げて、水切り
  4. 乾燥

必要な道具は以下です。

  • バット(教室支給)
  • ケント紙(教室支給)
  • 乾燥用のさらし布(教室支給)
  • 下敷き
  • 木の板(まな板でも可)
  • 重し(図鑑等)
  • 古新聞氏


作業環境を整備します、こんな感じです。
下敷きが適当なものがなかったので、粘土板で代用します。

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水あらい、塩抜き

持ち帰った海藻と海草を水洗いします。結構な量があります。

こちらがアマモとテングサとアオサ?です。
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こちらがヒジキです。生のヒジキは初めて見ました。
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水につけて、15分ほど置き塩を抜きます。

台紙に広げて、形を整える

タッパーに水を張り、中に下敷きと、ケント紙をしずめます。
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そしてその上に、海藻と海草を並べていきます。

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水から引き上げて、水切り

レイアウトを崩さないようにそっと水から引き上げます。下敷きを斜めにしてずらす感じで引き上げるとレイアウトが崩れにくくひきあげることができます。
引き上げた標本は斜めの台において、水切りをします。

写真ではわかりにくいですが、手前に傾斜していて、水が下に滴り落ちてきます。
このまま、15分ほど水がおちてこなくなるまで置いておきます。

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乾燥

新聞紙の上に台紙を置き、その上に布をかぶせて、さらに新聞紙を上に敷きます。
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そのあとは上に木の板と、重しを置いて2~3日乾燥させると完成です。
丁度クローゼットの使用していない棚板があったので、上に乗せています。

また、子供によると重しが重たすぎるとペッちゃんこになってよくない(と先生が言っていたらしい)ので、上にはなにも乗せていません(棚板だけでもそれなりに重いので)。

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きれいに出来上がるといいです。


感想

朝あまり乗り気ではなかったので、心配していましたが標本づくりの時には、これはヒジキ、これはアマモ、これがテングサで、ところてんの材料だよ、など説明をしてくれました。

ちゃんと話をきいて、体験できていたようで安心しました。

作成した標本は、夏休みの自由研究(夏休みに作ってないですが)としても使えそうです。
また、こういった標本作成作業を自分でやった体験は、親だけではきっかけがなくて与えられないのでとてもよかったと思います。


それではまた。次回のフィールドサイエンスは7月21日で、テーマは「新生代の化石」です。


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