長男が、四谷大塚 リトルスクールオープンテスト 2年生を受けてきましたので
受験レポート及び、出題内容の傾向と分析をまとめます。
リトルスクールオープンテストは、四谷大塚に通塾している低学年(リトルスクール生)、またはこれから通塾を考えている低学年向けの公開テストです。通塾を考えている人には、入塾テストも兼ねています。
難易度は、四谷大塚のテストの中では最も出題レベルの高いテストで、全国統一小学生模試が広く小学生を対象にしているのに対して、通塾またはそれに準じた学習をしているであろう子供向けの試験となります。
ただ、公開テストですので、四谷大塚の塾生でなくても申し込むことができますし、別日程の体験授業も無料で受けることができます。
今回とらのすけの長男が受けた小学2年生のテストは、算数30分 100点、国語30分 100点の2科目のテストで、理科と社会はありません。
受験後採点をすると、点数の結果だけではなく、各問題の受験者全体での正解率や、分野毎の得意不得意を分析した結果が返されるので、今後の勉強の計画を立てるのにも役に立ちます。
とらのすけの場合、テスト開始は9:00~でしたので、時間までに試験会場の四谷大塚まで、長男を連れていきます。
試験会場では、先生に引き渡した後は、親は特に何もすることもなく、希望者は父兄向けの説明会を聞くことができます。とらのすけは、自宅での作業があったの説明会は飛ばして帰宅しました。
さて、今回もテストの内容を分析してみたいと思います。
算数は30分で、100点の配分です。問題数は大問6問の構成で、概略の内容は以下のような感じです。
掛け算が出るのかと思っていましたが、掛け算の問題はなかったですが、繰り上がり、繰り下がりのある2桁、3桁の問題は出ていました。
また、長さの単位(cm、㎜)、容積の単位(㎗、L)の問題も出ていますし。時間に関する計算も出ています。何気に不等号(<)を使った問題も出ていてます。
学校の授業の進度から考えると、先取りをしている部分も出ていることや、思考力・論理力・理解力を問う問題、図形・立体図形に関する問題もこれでもというぐらい詰め込まれています。
正直学校の授業だけでは、これらの問題すべてに対応することは不可能と言っていいと思います。
国語は30分で、100点の配分です。問題数は大問5問の構成で、概略の内容は以下のような感じです。
トリッキーな問題はないですが、長文読解がとにかく長いこと、題材になっている、
「飼っていた動物が死んでしまったのを言い出せずに生徒に嘘をつく先生の心情」
「嘘をついていることを一人だけ知っていて先生を心配する小学生の女の子の気持ち」
を理解する必要があるため、この年代の男の子にはちょっと難しい(というよりも、そういった感情の機微には全く興味がなさそうな)内容かな?と思います。
何かで読みましたが、中学受験の国語というのは
「小学6年生の男の子が、中学2~3年生ぐらいの女子の気持ちがわかるようにならないと対応できない」
とのことです。メンタル面での成長が遅い男子には、非常キツイですね。。。
四谷大塚のテストではあえてこう言った、上の学年の女子の気持ちを読ませる問題を出しているのかもしれません。
とらのすけの長男は、終了後、「今回は全部埋められた!」と自身ありげに出てきました。内容から考えて正解率はとても低そうです。
内容が高度なこともあるので、結果の点数が低かった時に自信を喪失しないかが心配なところですが、振り返りをうまく活用していければなと思います。
前回の統一模試とほぼ同じまとめになりますが、こんなところです。
11月にも同様のテストがあるはずなので、是非、お子さんの勉強の進捗や、得意分野・苦手分野を確認するために活用してみてはいかがでしょうか?
今回のテストの結果返却は、7月9日から開始とのことなので結果が出たらまた報告します。
四谷大塚のWebサイトからログイン(受験をした人は、初回登録をするとパスワードを入手できます。塾外生は、P+受験番号がログインIDになります)したところ、翌日には採点結果と点数が掲載されていました。四谷大塚仕事早いですね。
思っていたよりも点数が取れていることに驚きました。
答案を見てみると、単純な計算間違いで点数を落としていて、非常にもったいないです。
また国語では、文中から抜き出すという問題で、文中のひらがなを漢字で書いてしまって点数を落としている箇所があり、これまたもったいないです。
テスト向けのテクニックや対策というのも少しづつでいいから教えないといけないのかもしれません。
まだ、全体の受験生の中での位置づけはわからない状態ですが、塾生でもないのにこの点数が取れているということで、大健闘したのではないかと思います。
それでは、また。
前の記事:栄光ゼミナール理科実験教室 メダカ博士になろう テスト結果を読む
次の記事:2018年7月 四谷大塚 リトルオープンスクールテスト 2年生の結果を読む
2022年の中学受験に向けて、オープンテスト受験記録の目次へ
受験レポート及び、出題内容の傾向と分析をまとめます。
四谷大塚 リトルスクールオープンテスト
リトルスクールオープンテストは、四谷大塚に通塾している低学年(リトルスクール生)、またはこれから通塾を考えている低学年向けの公開テストです。通塾を考えている人には、入塾テストも兼ねています。難易度は、四谷大塚のテストの中では最も出題レベルの高いテストで、全国統一小学生模試が広く小学生を対象にしているのに対して、通塾またはそれに準じた学習をしているであろう子供向けの試験となります。
ただ、公開テストですので、四谷大塚の塾生でなくても申し込むことができますし、別日程の体験授業も無料で受けることができます。
今回とらのすけの長男が受けた小学2年生のテストは、算数30分 100点、国語30分 100点の2科目のテストで、理科と社会はありません。
受験後採点をすると、点数の結果だけではなく、各問題の受験者全体での正解率や、分野毎の得意不得意を分析した結果が返されるので、今後の勉強の計画を立てるのにも役に立ちます。
テスト当日の流れ
とらのすけの場合、テスト開始は9:00~でしたので、時間までに試験会場の四谷大塚まで、長男を連れていきます。試験会場では、先生に引き渡した後は、親は特に何もすることもなく、希望者は父兄向けの説明会を聞くことができます。とらのすけは、自宅での作業があったの説明会は飛ばして帰宅しました。
2018年7月度テスト 2年生の出題傾向と分析
さて、今回もテストの内容を分析してみたいと思います。算数
算数は30分で、100点の配分です。問題数は大問6問の構成で、概略の内容は以下のような感じです。- 問1:計算問題
- 問2:単位変換、一文問題
- 問3:文章題
- 問4:図形(三角形、四角形)
- 問5:立体図形(色のついた積み木)の問題
- 問6:思考力系の問題
掛け算が出るのかと思っていましたが、掛け算の問題はなかったですが、繰り上がり、繰り下がりのある2桁、3桁の問題は出ていました。
また、長さの単位(cm、㎜)、容積の単位(㎗、L)の問題も出ていますし。時間に関する計算も出ています。何気に不等号(<)を使った問題も出ていてます。
学校の授業の進度から考えると、先取りをしている部分も出ていることや、思考力・論理力・理解力を問う問題、図形・立体図形に関する問題もこれでもというぐらい詰め込まれています。
正直学校の授業だけでは、これらの問題すべてに対応することは不可能と言っていいと思います。
国語
国語は30分で、100点の配分です。問題数は大問5問の構成で、概略の内容は以下のような感じです。- 問1:擬音擬態語の穴埋め
- 問2:短文中から、主語・述語を抜き出す問題
- 問3:漢字の送り仮名の問題
- 問4:短文中から形容詞がかかる動詞を選択する問題
- 問5:長文読解
トリッキーな問題はないですが、長文読解がとにかく長いこと、題材になっている、
「飼っていた動物が死んでしまったのを言い出せずに生徒に嘘をつく先生の心情」
「嘘をついていることを一人だけ知っていて先生を心配する小学生の女の子の気持ち」
を理解する必要があるため、この年代の男の子にはちょっと難しい(というよりも、そういった感情の機微には全く興味がなさそうな)内容かな?と思います。
何かで読みましたが、中学受験の国語というのは
「小学6年生の男の子が、中学2~3年生ぐらいの女子の気持ちがわかるようにならないと対応できない」
とのことです。メンタル面での成長が遅い男子には、非常キツイですね。。。
四谷大塚のテストではあえてこう言った、上の学年の女子の気持ちを読ませる問題を出しているのかもしれません。
まとめ
とらのすけの長男は、終了後、「今回は全部埋められた!」と自身ありげに出てきました。内容から考えて正解率はとても低そうです。内容が高度なこともあるので、結果の点数が低かった時に自信を喪失しないかが心配なところですが、振り返りをうまく活用していければなと思います。
前回の統一模試とほぼ同じまとめになりますが、こんなところです。
- 無料で受験できること、良問揃いのテストなので、定期的に受験をしてみることをお勧め。
- 結果に一喜一憂するのではなく、苦手な分野や今後の学習の指針を立てるのに活用。
- 学校の学習進度と必ずしも一致していないことや、内容がかなり高度なので、事前にテスト対策をしておいたほうが良い。
11月にも同様のテストがあるはずなので、是非、お子さんの勉強の進捗や、得意分野・苦手分野を確認するために活用してみてはいかがでしょうか?
今回のテストの結果返却は、7月9日から開始とのことなので結果が出たらまた報告します。
採点結果~点数と回答用紙
四谷大塚のWebサイトからログイン(受験をした人は、初回登録をするとパスワードを入手できます。塾外生は、P+受験番号がログインIDになります)したところ、翌日には採点結果と点数が掲載されていました。四谷大塚仕事早いですね。思っていたよりも点数が取れていることに驚きました。
答案を見てみると、単純な計算間違いで点数を落としていて、非常にもったいないです。
また国語では、文中から抜き出すという問題で、文中のひらがなを漢字で書いてしまって点数を落としている箇所があり、これまたもったいないです。
テスト向けのテクニックや対策というのも少しづつでいいから教えないといけないのかもしれません。
まだ、全体の受験生の中での位置づけはわからない状態ですが、塾生でもないのにこの点数が取れているということで、大健闘したのではないかと思います。
それでは、また。
前の記事:栄光ゼミナール理科実験教室 メダカ博士になろう テスト結果を読む
次の記事:2018年7月 四谷大塚 リトルオープンスクールテスト 2年生の結果を読む
2022年の中学受験に向けて、オープンテスト受験記録の目次へ
コメント