こんにちは。とらのすけです。

長男が、早稲田こどもフィールドサイエンス教室 の3回目「新生代の化石」に参加してきました。

新生代の化石コース

前回と同様にコースに申し込むと、事務局から案内が送付されてきます。

案内の中には、活動概要、当日の持ち元のリスト、注意事項などが書かれたプリントとあわせて、事前健康調査票、事前ワークのプリントなどが入っています。

当日の持ち物は、以下のような感じです。
  • 長靴
  • 滑り止め付きの軍手
  • 着替え
  • お弁当とおやつ
  • 肩ひも付きの水筒
  • レインコート(上下セパレート)
  • 汗拭きタオル
  • ハンカチ、ポケットティッシュ
  • 事前ワークのプリント
  • 健康調査票
  • フィールドベスト(教室支給のもの)
今回の事前のワークは、「アンモナイトの絵を書きましょう」というものです。
図鑑を見てこんな絵を書いていました。
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今回は、秩父・長瀞(ナガトロ)へ行きます。
長瀞地域は「日本地質学発祥の地」とも呼ばれ、様々な世代の地層が混在しています。

今回のフィールドワークでは、主に新生代の地層が露出している
秩父郡小鹿野長・赤平川流域で行います。

この場所は、「化石の宝庫」とも呼ばれており、カニ、貝類、サメ類、クジラ類、ウミガメ類、ひれあし類、海鳥類の化石が発掘されているようです。

出発前の様子

今回の集合場所は、新宿のエルタワー前です。

夏休み初日ということもあり、リュックサックを背負った子供たちがたくさんいました
これから、キャンプなどに出発するのでしょうか。

出発30分ぐらい前に集合場所につくと、すでにバスが到着していました。
今回は、1号車、2号車、3号車の3台構成です。
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今回も1号車に乗り込みます。
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待っていると、続々と人が集まってきます。夏休みなのでさすがに参加者が多いですね。

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出発前にスタッフから説明がありました。
今回の化石採取で採取できる化石は、カニや貝などの一部分が多く取れるようです。
ごくまれに、生き物全体の化石が取れることもあるようですが
基本的には生き物の極々一部分なので、ぱっと見なんだかわからないものがほとんどだそうです。

なので、持ち帰った化石を見て、がっかりしてナニコレ?ではなく
「良くとれたね」と褒めてあげてくださいとのこと。

夕方にお迎えに行くまでは、親がすることはないので一旦帰宅です。

お迎え

集合場所のエルタワー前に17:00に迎えに行きます。
今回はちょっと遅れての到着でしたが、無事に帰ってきました。

手荷物を受け取ると、ずっしり重いです。
「なんでこんなに重いの?」と聞くと
「オレ、6個化石採ってきた」と自慢げです。

朝の先生のアナウンスでは、前回5個採った子が最高だったとのことなので
頑張ってたくさん見つけたのでしょう。

お疲れさまでした~。

標本づくり

帰宅後に、採ってきた化石を広てみます。

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それぞれの石に目立たないですが、小さなさかなのうろこや歯のような化石があります。

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採ってきた化石は、教室でもらった標本に入れて保管します。
大きな石もあったので一部しか入りません。

入らなかった石は後日ハンマーで割って入れようと思います。
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感想

今回化石採取という、長男が楽しめるテーマだったためか、とても楽しそうでした。

化石はどうやって探すの?と聞くと
「とがった石をさがすんだよ、丸い石は川を流れてきた石だから化石はない」
とか、
「三葉虫がいたのは、古生代、恐竜がいたのは中生代、でオレがとってきたのは新生代の化石」
とかいろいろと話をしてくれました。

こうした実体験と知識が連動するところがフィールドワークの
いいところだと思いました。

それではまた。

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