こんにちは、とらのすけです。


前回の記事で、「ペットボトル水ロケット飛翔コンテスト」の
参加レポートを書きましたが、今回はJAXAの主宰する
コズミックカレッジに参加して、ペットボトルロケットを作製
してきました。

JAXAのコズミックカレッジは、キャラバン形式で
各地の小学校等を回って、JAXAの宇宙開発に関する
PRをしながら、様々なイベントを行っております。

今回、とらのすけの長男が通っている小学校で
ペットボトルロケットを作成するコズミックカレッジ
が開催され、参加をしてきました。

作製したペットボトルは、小学校の校庭での
発射大会が行われ、自分が作成したペットボトルロケットを
飛ばすことが出来ます。

とらのすけの長男は、全参加者の中で
飛行距離が3位となり、おまけの商品を
もらっていました。

今回の記事は、コズミックカレッジの様子
JAXA流?のペットボトルのつくり方と
発射大会の様子をレポートします。

「ペットボトル水ロケット飛翔コンテスト」では
1.5Lのペットボトル2本を使ったつくり方でしたが
今回は、1本でも作れるつくり方で、より簡単に
作ることが出来ます。
(その代わり、全体の長さが短くなります。)

これからペットボトルロケットを作ろうと
されている方は、前回の記事とあわせて
つくり方の参考にして頂ければと思います。


JAXAコズミックカレッジ

JAXAコズミックカレッジは、JAXAが
教育委員会などと共同で開催している科学教育プログラムです。

宇宙をテーマにした科学教育を通して、
科学の楽しさや不思議さに触れ、科学への関心や探究意欲を喚起し、
子どもたちが豊かな心を育むことを目的に行っております。


今回は、とらのすけの長男が通っている小学校で
ペットボトルロケットを作成するコズミックカレッジ
が開催されるとの案内があり、応募をしたところ
当選したので参加をしてきました。

当日は前半にJAXAの手掛ける事業や
直近での種子島でのロケット発射の様子、
はやぶさ2のなどについて、JAXAのPR
も含めて説明があります。

その後、ペットボトルロケットの作成と
発射大会に移ります。


ペットボトルロケットの制作

材料

コズミックカレッジの参加決定の連絡に
あった持ち物は以下となります。

ここからがペットボトルロケットの材料と製作用の道具となります。
 ・1.5Lの炭酸飲料ペットボトル1本
 ・ビニールテープ

前回の「ペットボトル水ロケット飛翔コンテスト」と比較すると
持ち物が非常にシンプルです。

前回同様に、三ツ矢サイダー1.5リットル
ペットボトルを用意していきました。

作り方

ペットボトルロケットの作成が始まると
材料が配られます。

配られた材料は、以下の2つです。
・クリアファイル(を開いて切り取ったもの)
・尾翼が印刷されたボール紙


クリアファイルはA4のクリアファイルを
切り開いて切り取ったものです。

このクリアファイルをペットボトルに巻き付けて
ビニールテープで止めることで、尾翼をつける
スカート部分とします。

以下はイメージです(下手な絵でスイマセン。。。)

ペットボトルの注ぎ口が、クリアファイルの端から
少し出ているくらいの位置で巻き付けます。

クリアファイル2


次に、配布された尾翼を切り取り、先ほど取り付けた
A4クリアファイルにビニールテープで貼り付けていきます。

前回の製作での経験を活かし、尾翼の位置が
円周の4分の1の位置に均等に並ぶように
かつ、垂直に取り付けるように留意して取り付けます。


最後に、先端にボール紙を円錐上にしたものを
ノーズとして取り付けます。

先頭が軽いと飛ばしたときに安定しないため
中に油粘土と、新聞紙を入れます。

こちらが出来上がったペットボトルロケットです。

ペットボトルを切り取ってスカートを作る
手間が不要なため非常に短時間で製作することが
出来ました。

IMG_5987


発射大会

作製が終わると、小学校の校庭に出て発射大会が行われます。

前回の飛翔大会では、市販の発射台が使われていましたが
今回は、JAXA製?のカスタム発射台です。

全体がスチール製で重量があり、安定感があります。
IMG_5988


また、発射時の角度を設定する目盛りもついており
さすが専用機材といったところです。
IMG_5989



1年生から始めて、6年生まで順に発射をしていきます。
発射をすると、ペットボトルが空に上がっていき
子供たちの歓声が上がります。

飛行結果

全員の発射が終わると、それぞれのペットボトルを拾いに行きます。
今回の発射では奥に見える小学校の体育館の屋根の上(100m越えですね)
まで飛んだ強者が一人いました。

もちろんぶっちぎりの一位ですが、残念なことに
製作したロケットは、回収することが出来ません。

IMG_5992


とらのすけ長男は体育館の階段まで飛ばすことが出来て、
全体では3位の飛翔距離でした。


こちらが、飛ばし終わって回収したペットボトルロケットです。

ノーズがボール紙製なので、着地の衝撃で
破れてしまっています。

IMG_5993


まとめ

JAXAコズミックカレッジのペットボトルロケットの製作に参加をしてきました。

前回と比べると、手間のかならない製作方法の割には
良く飛ぶペットボトルロケットを作成できました。

ペットボトルロケットが打ちあがると子供たちは
必ずと言っていいほど歓声を上げ、自分のロケットを
早く打ち上げたくてたまらない気持ちでいっぱいになり
発射台の列の前に群がります。

そして自分のロケットをセットして、発射レバーを
握り、ロケットがが飛んでいく様子を見て
興奮しながら、飛んで行ったロケットの様子を
得意げに話してくれます。

この製作したロケットをその場で飛ばすという体験は
きっと、忘れられない思い出となると思います。

皆さんもぜひ、子供と一緒にペットボトル
ロケットを作って打ち上げてみてください。


個人で行う場合は発射台も必要になるので
以下のようなセット商品を買うのが良いと思います。



それではまた。

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