自宅での算数の学習用に、問題集を買おうかな?
と思って、本屋に行ってみたはいいけど


問題集がたくさんありすぎて、どれがいいのか、さっぱりわからないわ~


な~んて悩んだりしていませんでしょうか?


こんにちは、とらのすけです。


今回は、以下の人たち向けに、最適な問題集の紹介と
実際に取り組んでみた感想の記事を書いて見ました。


・学校の宿題は出るけども、ちょっと少なすぎるので、何か問題集を探している
・学校の授業についていけるように予習をしたい、またはしっかりと復習させたい
・中学受験を見据えて、自宅で先取り学習をさせたい



とらのすけの長男も、中学受験を視野に入れており
算数の先取り学習をさせるために、まずは
教科書レベルを確実に抑えられる問題集を探していました。


結論からですが、教科書レベルを確実に抑えるには
「中級算数習熟プリント」が最適です。


わが家では、この問題集を、2年生になってからの6月から始めて
9月下旬までの、約4か月をかけて終わらせました。


結果、長男は
「学校の授業は、簡単すぎて面白くない」
と言っています。


また、2年生の単元の山場の一つの
時間、長さ、容積の単位の換算も、完全に理解出来ています。


実際に、学校での算数のテストは、ほぼ毎回100点
(ときどき、計算間違いで減点されます)です。


今回は、「中級算数習熟プリント」を
実際に進めてみた経験を踏まえて
紹介してみたいと思います。

中級算数習熟プリント 小学2年生

「中級算数習熟プリント」は
書き込んでいくタイプの問題集となります。

問題集のタイトルに、「教科書レベルの力が付く」
と書いてあるように、教科書レベルの習得を目指した問題集です。

標準レベル、教科書レベルであることを裏付けるがごとく、
学校でも、授業の補助プリントとしても活用されているようで、
長男も時折
この問題、学校のプリントでやったよ
と言っています。


問題の内容は、計算問題、簡易なレベルの図形問題、文章題がメインで
いわゆる難問は含まれていません。


また、低学年の子供が、見た目で圧倒されたり
嫌になったりしないように、少し横長の大き目のサイズの問題集に
比較的、紙面に余裕をもって作られています。
IMG_6208




なお、習熟プリントには、中級のほかに
初級と上級のシリーズもありますが
教科書の標準レベルの習得には中級が最適です。



また、中学受験等を視野に入れる場合
この中級プリントの内容では、完全に不足しています


あくまでも、
・先取り学習の最初の一冊
・教科書レベルの予習/復習

の問題集なので、中学受験を目指す場合
より難易度の高い問題集に取り組むようにしてください。


なお、難易度の高い問題集で、次の一冊に最適なのは
「上級算数習熟プリント」ではなく
「はなまるリトル2年生」です。


この問題集の紹介は、また別の記事でしたいと思います。



学習の進め方

予習や復習に使う場合は、学校の教科書の単元
と授業の進度に合わせて、進めればよいと思います。


先取りに使う場合は、教科書や学校の進度に
関係なく、最初から一ページずつ進めれば良いです。


確実に1日1ページの演習をしていれば
2か月強くらいで終わらせることが出来ます。


わが家では、「別の問題集も、並行してやらせていた」
「掛け算の九九を覚えるのに時間がかかった」
などの理由で、毎日は取り組めず
4か月の期間がかかってしまいました。


さて、2年生の算数のハイライトとなるのは
以下の単元になります。

・2桁の繰り上がり、繰り下がりのある足し算と引き算
・時間(分、秒)
・長さ
・容積
・掛け算九九


先取りに使う場合は、ご家庭で
単元に入る時に、ポイントを説明してあげて
取り組むようにしてください。


それでは、各単元のポイントを見ていきましょう。

2桁の繰り上がり、繰り下がりのある足し算と引き算

2桁の繰り上がり繰り下がりのある足し算と引き算は
「筆算」を確実に行える事が重要です。


わが家の長男の場合、以下の傾向がありました。
・2桁の計算を暗算でやろうとする(それはそれで、いいことなんですが)
・筆算を上の桁から計算しようとする
・繰り上がり、繰り下がりを、書き込まない(上の桁の数値を/するやつです)


ほぼほぼ、暗算で正解を出せるんですが
結構な確率(20問に1問程度)で間違えます。


厄介なのは、本人が間違えることを悪いこと
だと思っていない事です。


なまじ暗算でできてしまうので、正しい手順で筆算することを
「面倒くさい」と言ってやりたがらないため
手順通りに筆算を行わせるのに、とても苦労をしました。
※過去形で語っていますが、いまだに苦労しています。

単位の換算 時間(時間、分、秒)、長さ(mm、cm、m)、容積(mL, dL, L)

単位の換算は、多くのお子さんが
躓くところかと思います。


実のところ、わが家ではこの単位換算は
あまり苦労せずに、終わってしまいました。


おそらく、以下のことが、苦労をしなかった
理由なんだろうな~と思っています。
・実体験をベースに、単位を理解させる
・実生活でも、単位換算をさせる



実体験をベースにというのは、
具体的には、以下のようなことをしていました。
・長さであれば、身長や、かけっこの50m走を
・容積であれば、空のペットボトルをお風呂遊びで
・時間であれば、毎日の


そして、事あるごとに以下のような質問をして
実生活の中でも単位換算をさせていました。
・1Kmを2分10秒で走ったって事は、何秒になるの?とか
・50mを走ったってことは、何センチ走ったってこと?


この年齢の子供にとって、実体験、実感の
伴わない内容を理解するのは難しいことだと
思うので、極力日常生活に取り入れて
体感として理解できるようにしてあげるといいと思います。


ところで、dL(デシリットル)ってまだ学習するんですね。。。
小学生の算数以外で、この単位を見たことがないのですが
一体、こんな単位を何のために学習するんでしょう?

掛け算九九

掛け算の九九は、特に苦労しました。

プリント自体は終わっていますがまだ
完全に身についたとは言えない状態です。

特に、特に九九の後半の7、8、9の段がネックとなって
なかなかプリントが先に進みませんでした。


先取りで取り組むご家庭は、九九の習得に
ある程度の時間がかかることを考慮して
計画を立てるのが良いと思います。

まとめ

今回は、教科書レベルの算数に最適な問題集と
実際に取り組んでみた経験を解説しました。


中学受験を目指している場合でも
最初は、その学年での基礎レベルの習得をする必要があります。


「中級算数習熟プリント」は、先取り学習にも
学校の授業の予習・復習にも最適な問題集です。

それぞれのご家庭の目的に応じて、使ってみてください。


それではまた。

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