君たちが合格できたのは、父親の「経済力」
そして「母親の狂気」
そんな衝撃的フレーズで始まる
中学受験を題材にした漫画『二月の勝者』
をご存知でしょうか?
こんにちはとらのすけです。
中学受験を題材に、受験塾を運営する側
の視点から描いた話題作『二月の勝者』
の3巻のKindle版の配信が、本日10月19日
に開始されました。
とらのすけは、先行購入をしていたので
今朝、Kindleを開くと、配信が開始されました。
早速、通勤電車の中で読み始めましたが、
変わらずの面白さで、一気に読み終えてしまいました。
今回の記事は、3巻を読んだ感想です。
感想
3巻では、6年生の3月~7月の期間の中学受験塾を舞台として、以下のテーマが描かれています。
・偏差値50以下の子の、模試の偏差値を上げる
・将来の夢と、志望校選び
・夏休み前の、塾のクラス替え
・主に偏差値58以下の子を対象にした、夏休みの過ごし方
今回のお話の中で、特にとらのすけにヒットした
お話は、「偏差値50以下の子の、模試の偏差値を上げる」
というテーマに絡んだお話でした。
丁度、先週に2年生の長男が四谷大塚の
全国統一小学生テストの事前対策授業を受けたあと
テストの時間配分がキーポイントになるという記事を書きました。
『二月の勝者』の中では偏差値40前後の子を
対象としているので、難易度の高い後半の問題を
最初から捨てて(解かないで)、前半の問題に集中させる。
という対策が書かれていましたが、テスト慣れしていない
且つ、基本的な問題で躓いてしまう場合はこれぐらい
思い切った対策をしてもいいのかもしれませんね。
次の統一テストの算数で、思い切って後半の大問を3つ捨てて
前半の問題を2週して、ミスを無くさせたらどうなるかを
試してみようかな。。。
その後、物語は進み夏休みを前にして
偏差値が50前後のボリュームゾーンの子供
の成績を伸ばすには?という話に移ります。
その中での、以下の説明。
偏差値は「一定の斜度のさか」みたいなものだと思っている保護者も多いですが、
偏差値55までは確かに少しずつの高低差で続く坂道です。
しかし…
実は、55から60の間はいうなれば、
断絶した崖路
そうなんですよねぇ…
とらのすけの、小2の長男は算数が得意なんですが
調子のいいときでも、模試の成績は55~57
あたりをウロウロしていて、今一つ突き抜けられていません。
どう対策するといんでしょうかねえ。
この辺り、基本的には家庭学習だけでやってきているので
誰かに相談することもできず、五里霧中の手探り状態です…
また、3巻の後半では
今、偏差値50近辺の生徒のうち誰か一人が
最終的に偏差値58を超えて行く伸びを見せていくだろう
という予想が描かれますが、それが誰なのか?
は次巻以降に持ち越しで終わります。
中々、魅せる引き方で終わりますね~。
多分、鉄道マニアの子なんでしょうけど
それがなぜなのか?の解説が楽しみです。
まとめ
『二月の勝者』3巻の感想をまとめました。受験塾を運営する側の観点から
中学受験業界の裏側を描いた漫画『二月の勝者』は
中学受験を考えているご家庭でしたら
ハマること間違いなしです。
漫画としての面白さだけではなく、随所に
中学受験のお役立ち情報がちりばめられています。
また、巻末には、ストーリーを作成するうえで
参考にした受験本が並んでいるので
中学受験について、もっと詳しいことを知りたい
場合は、それらの本をあたると良いでしょう。
まだ読んだことのない人は、是非1巻から
読んで見てください。
それではまた。
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