こんにちは、とらのすけです。


「拳児」(けんじ)の続編「拳児2」が
サンデーうぇぶりで不定期連載されることになりました。


前回の第1話に続いて、第2話が無料公開されています。

拳児2 第2話のあらすじ

第2話は、拳児と太一、そして太一の息子の拳太が
形意拳の、崩拳の練習をしているシーンから始まります。

太一はすぐに、
「拳ちゃんと同じにはできないよ~」
と根を上げてしまいます。

同じ中年として、値を上げたくなる気持ちは
まあよくわかります。

国家公務員 必殺の崩拳」が見られるのは
まだまだ先になりそうですね。


ってか、真面目な話をすると、子供の拳太はいいとして
太一が、この年齢から再開するのは、形意拳じゃないほうが
いいんじゃないだろうか?
とか思ったりします。


さて、第2話のお話は、第一話で拳太を
イジメていた同級生の親御さんが通う
空手道場の『一撃舎』に、拳児が
呼び出されて、立ち合いをするというお話でした。


前回の感想では、この親御さんは拳児に出てきた
「高山道場」の関係者に違いないという予想を
書いたのですが、見事に外れてしまいましたね。


その代わりといっては何ですが、第2話では
「高山道場」の高山先生が登場します。
高山先生、すっかりと年を取って髪が白く
なっていますがご健在の様子です。


で、『一撃舎』での立会ですが、なんだかんだ
ありながらも、丸く収まり、相手に受け入れられる
といった形で、今回のお話は終息します。

感想

不定期連載のため、一話完結で話をまとめる
必要があるのかもしれませんが、ストーリに
深みが出てくる気配が感じられません。


『拳児』の面白さって、色々な未知の中国拳法が
出てくるワクワク感とともに、『拳児』自身が
中国拳法を学びながら、成長していく
その姿にあったように思います。

拳児2では、まだ『拳児』自身の物語が
深く描かれていないところが残念です。


次回以降のお話が、どのように進むのかはわかりませんが

『拳児』時代のキャラクターが登場して
過去の読者のなつかしさを誘いつつ
毎回、いろいろな武術家と立ち合いをして
もめ事を解決していく。

になってしまうと、「懐かしい~」だけで終わってしまい
読者が離れてしまう気がします。

是非、『拳児』自身の物語を展開していって
欲しいと思います。


それではまた。