こんにちは、とらのすけです。

今回の記事は、とらのすけの長男が小学1年生のころ
から取り組んでいる国語の「音読」と、教材として
使用している「音読プリント」の記事です。


そもそも、音読を始めたきっかけは、
ドラゼミの監修をしている陰山先生が音読の効果について
説明をしている記事を読んだことだったと記憶しています。
※何せ、遠い記憶なので、うろ覚えですが…

それで、教材を探したところ「音読プリント」が見つかり
試しに買って、長男とやってみることにしました。

最初に取り組んだのは、なぜか漢詩の「春望」でした。

何度かやると、長男が「国破れて山河あり~」とか
暗唱し始めるので、こりゃ面白いな~と思って
少しずつ文章を増やしながら、取り組んできています。

音読をしている事による、直接の効果や結果というのは
因果関係の立証が出来ないので、正直よくわかりませんが
文章を覚えるのは、好きみたいですね。

いつの間にか、「じゅげむ」に出てくる名前
(じゅげむじゅげむごこうの~ってアレです)を
覚えて、披露してくれてたり、学校の宿題で出る
音読の題材を暗記していたりします。

結構、記憶力の強化に役立っているのかもしれませんね。

音読の効果

どうやら、音読をすると
  • 集中力を高める
  • 言語感覚が育つ
  • 記憶力が強くなる
といった効果があるといわれているようです。

チョットにわかには信じがたくて
「本当かな~」

と、訝しんでしまうところです。

ただ、思い起こしてみるととらのすけが、大人になってから
英語を勉強した際には、音読(というか、シャドウイングといって、お手本を聞いて
それを口真似して勉強をする手法)を多用していました。

また、大学受験の受験勉強の際には、英語の熟語の例文を
ひたすら繰り返し口に出して読み、暗記するようにしていました。

音読をすることで、黙読するよりも脳が活性化して
暗記がしやすくなる、といった効果があるという話を
聞いて、音読ををしていましたね。


今回の記事の対象は英語ではなくて、国語ですが
その効果は同じようなものだろうと推測します。

陰山メソッド徹底反復「音読プリント」

言わずと知れた、陰山メソッドの中核となる音読用のプリントです。

古今の名作から選ばれていて、大人も一緒に音読をして
覚えてたくなる文章ばかりです。

口に出して読むことで、その言語の持つリズムや響きが
自然に身につきます。

また名文を読むことで、語彙力、表現力も強化されると思います。



「草枕」や「方丈記」、「奥の細道」あたりは、とらのすけも
好きな文章で、いいセレクションだと思います。


宮沢賢治の、「雨ニモマケズ」や「稲作挿話」あたりは
個人的には好きなんですが、子供にはつらいかな?

どちらかというと、「セロ弾きの~」とか、「銀河鉄道の夜」や「オツベルとゾウ」
あたりのほうが子供向けな気がします。


なお、とらのすけは、題材を自分で選別するのが
面倒だったので、この「音読プリント」を買いましたが
音読に使う題材自体は、親子ともども楽しめて
日本語としての韻や響きが美しい文章だったら
何でもイイと思います。

小学2年生 長男の現在の状況

小学1年生から、この音読プリントを使って
音読に取り組んでいます。


取り組み方としては、どれか1作品を選んで
毎朝(できないこともありますが…)音読をする。


ほぼほぼ覚えられたら、次の作品を選んで、
同じように、毎朝その策人を音読するという
やり方で、取り組んでいます。


また、これまでに暗唱した作品を忘れていないか?
の確認のために、2週間に一度くらい、これまでに
取り組んだ文章を暗唱しているか?の確認をしています。


なお、新しい作品に取り組む際には、最初はとらのすけが
一文ずつ読んでから復唱させて、文の調子を理解させる
というやり方をしています。


これまでに取り組んだ作品は以下となります。
※祇園精舎や草枕などの長い文章は、最初の
 半分だけとか、適宜取り組みやすいようにしています。

・春望
・偶成
・将に東遊せんとし壁に題す
・韓非子(矛盾)
・道程
・平家物語(祇園精舎)
・小景異情
・草枕
・早口ことば
・吾輩は猫である
・方丈記(取組中)

どうも、長男は漢詩のほうが好きらしく
「次はどれがいい?」

と聞くと漢詩を選ぶ傾向があるので
適宜、日本の文学作品も選ぶよう
に補正をかけています。

できるだけ、文章の意味も伝えるようには
していますが、さて、どこまで理解しているか?
となると、自信がありません。


というか、漢詩とか「草枕」とか、小学生が
腹落ちするぐらい理解することは、絶対にできないでしょう(笑)
今のうちは、「大人は、そういうことを感じるものだ」ぐらいで
十分かと思います。


まあ、毎日の勉強の、最初のほうの時間の埋め草
としてやっているので、特に目標も決めずに
ユルユルと取り組んでいます。

3年生いっぱいかけて、全部出来たらいいな~という
くらいのペースです。

まとめ

今回は、音読の効果と、音読教材の紹介。
現在の取り組みの状況をまとめてみました。

ハマる子、ハマらない子、相性はあるかと思いますが

記憶力の強化にもなると思いますし
何より、一緒に音読をすると昔学校の教科書で
読んだ文章や、読書した銘文が出てきて楽しいです。


お手軽に取り組めるので、試してみてはいかがでしょうか。


それではまた。

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